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徳島壁画制作【現代水墨遊行】

更新日:2023年1月24日

現代水墨画家 河合愼平 & 藍左師 Reita MORIYAのアートユニット【SIMP】で、壁画を描く為に徳島県板野郡《松茂町交流拠点施設Matsushigate》へ行ってきました。


このプロジェクトは【まつしげSDGs】と呼ばれる行政の環境活動の一環で、施設内の藍畑で取れた藍の葉っぱから作られた「沈殿藍」の塗料を使い、施設を大きく取り囲んだ防波壁にウォールアートを描くというもの。


藍左師 Reita MORIYA氏が藍を使用した現代左官で見事な背景を描き、その上から、松茂町のモチーフの松の木と飛行機を描きました。

2本の松の木肌はそれぞれ[LOVE]と[HOPE]の文字で埋めて、松茂町に住む人々の愛と希望に満ちた記憶の風景が、これから先の未来に続いていくように願いを込めました。


1日目の夕方、犬の散歩で前を通りかかったおじいさんが「いいなぁ。早く完成みたいなぁ」と仰り、「明日のこの時間には完成してますよ!」と返したところで1日目の作業は終了。


2日目の同じ時刻、絵の完成後に昨日のおじいさんが散歩にやってきて、絵を見て一言、「こりゃ良い!これで長生き出来る!」と言ってくれたのが本当に嬉しかった。

Reita氏と二人で事前に「変に気取らず、ここに住む人にとって親しみを持ってもらえる絵にしよう」と決めて描いた壁画が、完成直後に地元の方に受け入れてもらえた気がしました。


















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